広報誌「はんてん木」
浅井ヘルスケア グループ内の出来事をまとめた広報誌です。
第25回日本認知症グループホーム全国大会(広島大会)

10月16日(水)~17日(木)に、広島国際会議場にて開催しました、第25回日本認知症グループホーム全国大会に参加しました。広島での全国大会開催は20年ぶりとの事で、全国各地から総勢1,200名近くの方が参加されました。
日本認知症グループホーム全国大会は、G7広島サミットの舞台となった平和記念公園内の会場で開催だったことを踏まえ、今大会のメインテーマを「認知症グループホームサミット」と称したとのことです。
さまざまな立場から思いや現状、アイデアや愛情が詰まった話などを出し合い、課題や希望を共有し、「幸齢社会」にむけた認知症グループホームのこれからの役割をともに考え、モチベーションや行動に繋げる目的があります。
今回グループホームゆりの木苑は、「通いの場と活動を通して元気な生活」という演目で発表しました。令和5年3月から開始した、STEPゆうゆうの取り組みと、グループホームでの日常生活の取り組みで、ご利用者の変化と、効果について報告しました。
ご利用者が朝の決まった時間に出掛ける事、その時間に間に合うように準備をする事、普段とは違う予定がある事で、日にち・曜日・時間をより意識することができ、認知症進行予防、見当識の改善につながること。また、グループホームとは違う環境やスタッフと過ごす事や、レクやお楽しみ会で色々な活動を行うことで、楽しい時間が増え、意欲や機能維持に繋がっていること。その結果、令和4年度と令和5年度を比較すると、ご利用者の入院者数、入院日数の減少や、長谷川式点数の向上へと繋がった事を報告しました。
発表後は多くの方が声を掛けてくださり、「うちのグループホームでもそういった通いの場があると、ご利用者の生活のメリハリになる」「料金についは?」など、良い交流の場にもなりました。夕方の広島テレビでは全国大会の様子を報道しており、注目度の高さも伺えました。
ゆりの木苑グループホーム令和6年度の目標でも掲げております、『誰もが誇りを持てる魅力いっぱいのグループホーム』を達成するために、これからも自信をもってご利用者・ご家族・地域と共に取り組んで参ります。