広報誌「はんてん木」

浅井ヘルスケア グループ内の出来事をまとめた広報誌です。

YURINOKIEN

第25回 千葉県高齢者福祉研究大会

 11月11日(月)、一般社団法人千葉県高齢者福祉施設、千葉県デイサービスセンター協会、千葉県地域包括・在宅介護支援センター協会主催の研究発表会にて、特養の取り組みについて発表させて頂きました。

 会場のオークラ千葉ホテルには、千葉県内から270名ほどの介護の関係職が参加されていました。午前中は基調講演を大ホールで行い、午後からは5つの分科会に分かれて、各施設の発表→意見交換会→質疑応答が行われました。意見交換会を行う目的としては、明日へ繋がる関係性を築く場、千葉県の高齢者福祉を一緒に活性化していくためとして、今大会から取り組んでいるとの事でした。

 今回、「多職種連携による入院に至らないケアの展開」という演題で発表させて頂きました。令和元年度の入院者数増加に伴って、不定期での多職種の話し合いを開始し、現在では毎週「入院に至らないカンファレンス」を実施。取り組み内容、入院空床数の減少や稼働率の推移などを発表しました。

 意見交換会や質疑応答では、「毎週大変ではありませんか」、「稼働率が99%はどうやっていますか」と質問を頂き、入院空床数の減少によって、ショートステイの受け入れが安定している事と、普段のケアが行き届いている結果であると返答させて頂きました。

 これからもゆりの木苑のご入居者様が「夢と感動、そして安心と楽しさ」を感じられる生活が送れるよう努めてまいりたいと思います。