1月29日、ゆりの木苑特養Ⅰ課2階浴室が完成しました。

　これまで特養Ⅰ課のご利用者は、1階のデイサービスの浴室または特養Ⅱ課の浴室まで長い距離を移動して頂いておりました。ご利用者に不便をかけていたのはもちろんの事、職員にも様々な不具合がありました。業務効率の低下、他部署と合同で入浴する事での感染症リスク、時間を気にしてしまう事で相手のペースで介助が出来なかったり、自立支援に向けた介助が出来ない事もあり、職員の中でも課題となっておりました。また、中間浴が午前、特浴が午後と入浴介助を2回に分けていた事も業務非効率の原因でした。この課題解決に向けて、すぐに2階浴室の話を進めて頂きました。最初は面会室を浴室にするという事でスペースが取れるのかなど心配がありましたが、機械も特浴と中間浴2台ともコンパクトで、予想より浴室スペースを広くとることが出来ました。まだ使用してから数日ですが、ご利用者からも「近くなっていいわね」「早く入れるようになってうれしい」など、喜びの言葉が聞かれています。

　業務に関しても、浴室が近くなった事で、入浴準備もスムーズに行う事が出来きるようになりました。また、入浴開始時間も早くなったり、誘導する時間が無くなったことで業務効率アップに繋がっています。まだ課題はありますが、それでも午前中に入浴を終えることができ、そのぶん午後にお散歩やご利用者と関わりを持つ時間がとれるようになっています。

　これからもご利用者に安心したサービスを提供できるように努めていきたいと思います。