人間ドック・
各種
健診を受ける方へ

お客様に安心して検査を受けていただくために、「当日の流れ」「ご受診前の注意事項」「各種検査の禁忌事項」をまとめました。ご一読ください。

当日の流れ

受診前(2週間前程度)に事前資料をお送りしますので、内容をご確認ください。問診票(両面2枚)の記入や、検尿・検便(対象の方のみキットをお送りします)の採取をお願いします。食事制限につきましては、「受診のご案内」に記載がありますのでご確認ください。
ご不明な点やご質問などがありましたら、当院までご連絡ください。

  1. STEP01

    来院

    レセプションカウンターにてお名前の確認、検温、消毒、当日の体調確認をさせていただきます。(個室対応のご希望がございましたら、遠慮なくお伝えください。)
    確認が終わった方からスリッパに履き替えていただき、フロアでお待ちいただきます。

  2. STEP02

    受付

    受付をさせていただきます。受付時に問診票・検体容器をお預かりいたします。保険証・お薬手帳をコピーさせていただきます。
    受付終了後、ロッカーキーのついた受診カード・検査着をお渡しいたしますので受け取りロッカー室へ移動をお願いいたします。

  3. STEP03

    更衣

    検査着、スリッパは当センターにてご用意いたしております。着替えが終わりましたらロッカーに施錠をし、フロアでお待ちください。

  4. STEP04

    検査

    極力待ち時間が無いよう専任のコンシェルジュが各検査室にご案内いたします。
    すべての検査が終了いたしましたら、使用済の検査着をロッカーに入れ、ロッカーは開錠したまま、受付カウンターまで受診カードをお持ちください。
    ※ご希望の検査内容、当日の検査の進み具合によってもご案内の順番が前後する場合がございます。ご了承ください。

  5. STEP05

    会計

    お支払いは現金・各種クレジットカード・PayPayがご利用可能です。
    人間ドックをご受診の方には、お食事券・ドリンク券をお渡しいたします。

ご受診前の注意事項

人間ドック・各種健診を安全にご受診いただくための注意事項です。ご確認ください。

各種検査の禁忌事項について

注意事項

該当項目がある場合は受診できない可能性があります。必ず事前にご連絡下さい。

体調不良の方

  • ・1週間以内に発熱・咳・のどの痛み等の風邪症状がみられた方
  • ・下痢・嘔吐がある方
  • ・その他、感染症(流行性結膜炎・結核など)の疑いのある方

血圧が高い方

  • ・医師が異常値と判断した場合は、検査中止する場合がございます。

飲み込みが弱い方(嚥下機能低下)

  • ・バリウム検査をご希望の場合は、検査中止する場合がございます。

疾患等で治療中の方

  • ・事前に主治医にご確認下さい。当日、担当医師の判断で検査を中止する場合がございます。

検査リスクが高い方

  • ・禁忌事項に該当する方など医師が危険と判断した場合は、検査を中止する場合がございます。

採血について

ごくまれですが採血後に手のしびれや痛みが残ることがあります。
採血時に針が神経に触れることが原因となることもありますが、針が神経に触れなくても血管収縮などによって症状が出現する場合があります。
ほとんどの場合には1週間程度で改善しますが、50万人に1人程度は「複合性局所疼痛症候群」といわれる慢性疼痛をきたすことがあります。
また、血に弱い方は採血時に気分が悪くなることがあります。

胸部レントゲン検査について

レントゲン検査は被爆を伴います。レントゲン検査による被爆量は自然界で暴露する放射線量より少なく、人体への影響はほとんどないと考えられます。
CT検査ではやや放射線量が多くなりますが、当院では低線量CT検査を行い、他の健診施設と同様被爆量の軽減をはかっています。

胃カメラ検査について

上部消化管内視鏡検査を通称「胃カメラ検査」といいます。検査部位は胃だけではなく、食道・胃・十二指腸の一部になります。
喉や鼻の麻酔のための薬によって、非常にまれにショック状態(血圧低下、呼吸微弱、意識障害など)になることがあります。
問診にて危険性をあらかじめチェックしますが、それでも完全に予期することは困難です。

胃バリウム検査について

上部消化管バリウム検査はバリウムという薬剤を飲んでいただき検査を行います。
基本的には人体への影響はありませんが、ごくまれにショック症状や息苦しさ、じんましんなどが見られます。
以前にバリウム検査を受けれられた方でこのような症状が現れたことがある方は、検査を受けられませんので、事前にご連絡下さい。
バリウム投与後の重大な副作用で、腸内にバリウムが停溜することよって起こる、消化管穿孔(腸に穴があく)や腸閉塞(腸がつまる)があります。
そのため、検査後は下剤を服用していただきますが、もともと便秘症の方などは注意が必要です。検査後は水分を多めにとることを心掛けて下さい。
高血圧や四肢の力が入らない、バリウム誤嚥などの理由から、検査に適さない状況と判断された場合は、検査中止もあり得ることをご了承下さい。
また、当院では後期高齢者の方の胃バリウム検査は行っておりませんので、ご了承ください。

MRI検査について

MRI装置は強力な磁場を発生させますので、電子機器、磁性体に影響を与えます。
ペースメーカーや磁力調整式脳室・腹腔シャントなどが留置されている方、人工内耳、磁性義歯、義眼が眼窩に磁石で保持されている方などは装置の不具合をきたします。
旋盤事故などで眼球内に金属片が残っている場合、金属の移動によって眼球損傷をきたすことがあります。
また、体内に金属がある方の場合、金属の発熱によって局所のやけどを生じることがあります。
マスカラ、刺青・タトゥーなど金属を含む成分を有する部位は発火したりやけどを生じることがあります。マスカラは検査日にはつけないようにしてください。
刺青・タトゥーを入れられている方は危険性と有益性を鑑み、人間ドックでのMRI検査を受けないようにしてください。

以下に該当する方は検査を受けられません。
心臓ペースメーカー、埋め込み型除細動器、人工内耳・中耳、迷走神経刺激、深部脳刺激装置、脳室シャントチューブ、持続血糖測定器(リブレなど)、磁力脱着の義眼・義歯、インスリンポンプ、眼窩内異物、磁石式人工肛門、クリップ(脳・大腸・胆嚢など)人工心臓弁 血管ステント・コイル、人工関節・人工骨頭・プレート・ボルト、歯科治療(インプラント・ブリッジ・ワイヤー)、閉所恐怖症の方

妊娠中の方及び妊娠の可能性がある方へ

妊娠中には不要な検査や薬剤投与をさけることが必要です。
人間ドック検査は緊急に受ける検査ではありませんので、できるだけ妊娠の可能性がある時期や妊娠中はさけていただくことが大切です。
やむを得ず受ける場合にも、被爆や薬剤使用をさける必要がありますので、レントゲン検査、MRI検査、CT検査、胃カメラ検査は受けられません。

生理が受診日に重なる方

尿・便・子宮がん検査において正確な検査ができません。
尿・便検査は生理終了後3日以降に採取し、当センターまでお持ち下さい。
子宮がん検診は別日での検査をご案内させて頂きますので、お申し出ください。

マンモグラフィー検査を希望される方

以下に該当する方は受診できません。

  • ・豊胸手術、乳房再建術をしている方
  • ・ペースメーカー、植込型除細動器(ICD)を使用している方
  • ・妊娠中または授乳中、断乳後6ヶ月以内の方
  • ・乳房術後の方
  • ・胸に入れ墨(タトゥー)のある方(場合により可)
  • ・コロナワクチンの接種後1週間以内の方

総合的なご注意

血液検査や画像診断、心電図検査などは定期的な精度管理を行い、それぞれの項目別に十分な精度を確保しています。
しかし、どの検査も検査装置の特性上診断能力には限界があり、100%異常なしということはできません。たとえば、肺ガンの発見に関して、通常の胸部レントゲン検査と胸部CT検査では診断能力に大きな違いがあります。レントゲンでは異常を指摘できなくてもCTでは容易に病変の指摘が可能であることはしばしば経験されます。また、通常明瞭に内蔵を描出できる超音波検査でも、肥満がある場合にはきわめて画像が不鮮明となり、病変の指摘能力が低下します。
このように、器機による診断能力の差や、個人による検出感度の違いがあるため、まったく同じ場所に同じ大きさの癌があっても、受ける検査や個人の差によって診断率に差が生じる可能性があることをご理解頂く必要があります。また、検査を受ける時期によっての運・不運もある程度あります。癌などは徐々に大きくなるものですので、検査時には検出感度にぎりぎり足らずに発見できなかったけれど、2,3ヶ月後に検査すれば発見できた可能性があるといった場合です。
このように避けることのできない問題はありますが、それを可能な限り解消し、少しでも100%に近づけるよう努力し、情報提供を行っていくのが我々の使命だと考えています。そのために、常に利用者の皆様が身内であるという認識で診療にあたっております。最終的には、皆様に我々を信頼していただくこと、我々はそれにこたえて最大限の努力をすることによって形成される、人と人との良好な関係こそが人間ドック、もしくは各種健診の本質であると考えております。

各種検査の禁忌事項

下記に該当する方は検査を受けられません。禁忌事項をご確認ください。

当日の看護師問診で検査に該当する以下の内容を確認いたしますので、ご準備ください。


バリウム
MRI ABI マンモ
グラフィ
胸CT 胸レント
ゲン
骨密度 採血 身体計測 胃カメラ 大腸
カメラ
乳エコー
抗凝固・
抗血栓薬
▲1
血圧高値
ペースメーカー(手帳持参) × ×
ICD × × × ×
透析シャント × ×
上肢制限
上下肢欠損・
麻痺
×
持続血糖測定器
(リブレ)
▲2 ▲2 ▲2 ▲2
下肢深部
静脈血栓
×
腹部大動脈瘤
40mm以上
×
大動脈解離 ×
バリウム
アレルギー
×
炎症性腸疾患 ×
腸閉塞・
憩室炎
×
消化管手術歴 ▲3
誤嚥・
むせ易い
排便3日
以上無し
×
在宅酸素 ×
医療機器・
体内金属
刺青・
美容整形
閉所恐怖症
妊娠・
不妊治療中
× × × × × × ×妊娠中のみ ×
授乳中 ×
豊胸術後 ×

×:当院では行えません △:制限があります ▽:制限の無い側で行います

▲1:経口をお勧めします ▲2:取り外しての検査となります ▲3:手術一年以内は行えません

よくある質問

利用者様から多くお問い合わせをいただく質問について、ご案内いたします。

Q1. 日程変更・キャンセルはできますか?

日程変更やキャンセルをされる場合は、なるべく早めにご連絡ください。
専用ダイヤル:0475-58-1407(9:00~16:00)

Q2. 期間や時間について知りたい。

受付時間:同封の書類に明記しておりますので、ご確認ください。
健診時間:予約状況にもよりますが、人間ドック4時間、協会けんぽ健診2.5時間、法定健診、特定健診は、それぞれ1.5時間程度とお考え下さい。
結果送付:3~4週間を目安に郵送させていただきます。(検査項目により前後いたします)

Q3. 当日の結果説明はありますか?

当日、医師による結果説明がございます。ご予定により結果説明を省くことも可能です。
検査内容によっては、後日の結果となる場合がございます。ご了承ください。
※人間ドック以外の健診には、医師による結果説明はございません。

Q4. 支払い・精算はどうしたらいいですか?

検査終了後、受付にてお済ませください。クレジットカード、PayPayのご利用も可能です。

Q5. 精密検査・再検査はどのように受けたらいいですか?

精密検査・再検査が必要と判断され、浅井病院にて検査をご希望の場合は予約が必要となりますので、下記までご連絡ください。
また、必要に応じ、当センターからご連絡する場合もございますので、あらかじめご了承ください。

精密検査・再検査のご予約 / お問い合わせ:0475-58-1407(9:00~16:00)

Q6. 健康診断結果表・診断書は当日もらえますか?

健康診断結果表・診断書は、全て後日のお渡しとなります。
医師によるダブルチェックが必要な画像検査や、当日検査結果が判明しない採血項目があるため、健康診断結果表及び診断書のお渡しは後日となります。
健康診断結果証明書の提出に期限のある場合は、余裕を持って受診していただきますようお願いいたします。

Q7. 「医師の意見」欄の記入をしてもらえますか?

「医師の意見」欄への記入(就業可否など)は受付できません。
健康診断結果証明書に「医師の診断」欄および「医師の意見」欄がある場合、当センターでは当日の検査結果から判断できる「医師の診断」までの記入となります。よって、就業の可否の記入はできません。 「医師の意見」欄は、仕事の内容を把握している産業医が健診結果に基づいたコメントを記入する欄となっていますので、当センターでの記入はお断りさせていただきます。
事業場の労働者が50人未満の事業場で産業医を選任していない場合は、事業場経由(個人での依頼は受付不可)で下記センター等へご相談下さい。
・千葉産業保健総合支援センター
・山武長生夷隅地域産業保健センター
・その他各地域の地域産業保健センター