広報誌「はんてん木」

浅井ヘルスケア グループ内の出来事をまとめた広報誌です。

CARE CENTER

家族会・納涼会を行いました

 9月14日(土)、療養Ⅰ科・Ⅱ科でご家族を招き、5年振りに「家族会」「納涼会」を行いました。

 納涼会は半年ほど前から企画していて、「絶対に成功させたい」との強い思いがありました。それは数年もの間、コロナ禍で行事も縮小せざるを得ず、ご家族との交流も減り、ご入所者の皆様方にはとても辛い思いをさせてしまいました。そこで近年、感染対策も少しずつ緩和されたこともあり、ご家族をご招待し、「家族会」と「納涼会」の同時開催に至りました。他部署の方にもご協力を募り、本番直前まで何度も話し合いを重ね、準備を進めてまいりました。

 しかし、この納涼会を実行するまでには幾度の困難もありました。それは施設内でのコロナウイルスの蔓延でした。7月、8月と2カ月連続でコロナ感染のご入所者が出てしまい、本番までに消息するのかという不安もありましたが、感染も9月初め頃には終息し、「家族会」「納涼会」が行える環境がギリギリ整い、開催することができました。

 当日は、朝から会場設営を行ない、他部署の方々にもお手伝いをしていただきながら、15:00~「家族会」、そして16:30~納涼会を滞りなく開催することができました。

 家族会には89名のご家族が参加され、各科代表者の挨拶と、施設で生活をするご入所者の1日の様子と、レクリエーション活動などの様子を動画でまとめたものをご覧いただきました。施設内のご案内もさせていただいた後に、通所介護科・主任の「笑いヨガ講座」が行われ、そちらが何とも好評で、会場の雰囲気が一気に笑いに包まれ、家族会は大成功でした。

 家族会後の納涼会では、数名のご利用者に浴衣を着て頂き、お祭り気分をご家族と共に味わっていただきました。ゆりの木苑施設長の乾杯の挨拶と共に、納涼会も盛り上がり、家族皆でお食事を楽しむ姿はとても感動的でした。リハビリ・介護スタッフの余興や、ボランティアの方々による三味線の生演奏も迫力があり、最期に打ち上げた花火を会場の皆で見上げる姿が、納涼祭の大成功を物語っていました。