広報誌「はんてん木」
浅井ヘルスケア グループ内の出来事をまとめた広報誌です。
やまもも保育所 秋の大運動会
12月6日(金)、まさきフィールドにて秋のやまもも保育所大運動会を行い、晩秋の爽やかな空の下、子どもたちの元気な声がフィールドに響き渡りました。
いつもは幼児クラスのみで行っていた運動会ですが、今回は保護者の方々からのヒアリング結果を随所に盛り込み、乳児クラスも一緒に親子制作&運動会をやってみよう、ということに決まりました。
概要をざっと説明しますと、0~2才児クラスは保育所でクリスマスオーナメント作りを楽しみ、幼児クラスは正気フィールドで運動会を行います。オーナメントが完成したら乳児クラスも運動会に合流し、クリスマスツリーを競技の中で作り上げる…といった具合です。
さかのぼること11月上旬。子ども達と運動会で使用する道具を何にするか決める事にしました。話し合いの結果、宅配車を作ることに決定!みんなで工作し、段ボール製のクロネコヤマトと赤帽トラックが完成しました(赤帽はロゴの可愛さで決まりました)。さて、宅急便とクリスマスをどうつなげるか。物流と聖夜。置き配とサンタ。うーん……と、皆で考えて出たアイデアが、段ボールの宅急便でツリーの材料を運び、その場でクリスマスツリーを作るのを競技にしてしまおう!といったものでした。そして乳児クラスは作ったオーナメントをツリーに飾る。これ以上ないシナリオが出来ました。イメージばっちり。本番が楽しみです。
運動会当日。続々と子どもたちがまさきフィールドに集まってきました。最初はウォーミングアップを兼ねて、子どもたちが行っている【毎日体操】を親子で行いました。2人組で行う体操は子ども達は慣れっこですが、大人には少々ハード。子ども達の笑い声に混じって聞こえる大人の悲鳴がそれを物語っておりました。
最初の競技は【島わたり競争】。
親が段ボールの板を一枚、子どもの前に置き、子どもはそこに飛び乗ります。それからもう一枚、また子どもの前に置き、子どもがそこに移ったら、大人は後ろの段ボールを拾って再び子どもの前に…これを繰り返します。そう。圧倒的にキツイのは親。中腰姿勢で中途半端にしゃがむのを繰り返す為、ジワジワと膝と腰にきます。試した私は膝の笑いが止まりませんでした。大人の皆さん、ごめんなさい。
子どもたちに好評だったのは【人力テイクオフ】と名付けた競技。
飛行機になった子どもたちを、スタートからゴールまでバケツリレー方式で運びます。もちろん子どもの足がつかないように。空飛ぶ姿勢で運んでもらえるなんて大人になってからは出来ないですものね。きっとこの時の記憶はずっと残るでしょう。後日筋肉痛は大丈夫だったでしょうか?お父さん方、ありがとうございました。
さて、同時刻、保育所内では何をしていたのでしょうか。
一方、サブ会場となった保育所では、親子でクリスマスオーナメント作りが行われました。普段は、なかなか室内まで入る事がないので、なぜか緊張しているママ、恥ずかしそうに登場するパパ。大活躍のおじいちゃん、おばあちゃんと、沢山の人で各クラス盛り上がりました。
0歳児は、「きらきらぼし」と名付けられた、リース型のオーナメント。1人ひとりの手形がついた星の飾りを、リースにさげ、親子でぺたぺたとシールを貼って、記念にも残る素敵なオーナメントが完成しました。
1歳児は、「ゆきだるまつく~ろ~♪」雪だるまのオーナメント。和やかな雰囲気の中、あれれ??材料のネットを足に履く…なんて事件もありつつ、親子、夫婦、仲良く協力し合って作っていました。綿を詰める所がこだわりポイント!凸凹しないように入れることで、ふわふわモチモチ!肌触りまで可愛い雪だるまが出来上がりました。表情も全く違うオリジナルの雪だるまになりました。
2歳児は、「ぐるぐるオーナメント」、土台となるダンボールに、マスキングテープやデザインペーパーを貼り、土台に切り込みを入れたら、毛糸をぐるぐる、ぐるぐる…規則的に巻きつけて形を作ったり、土台を組み合わせて、家の形にし、ぐるぐる毛糸を巻いて家の屋根をふわふわにしたり、アイデアが沢山詰まった素敵なオーナメントが出来上がりました。
「残り5分ですよ~」の合図を聞きつつ、そこから新たに材料を選びに行く人もいるほど、夢中になって頂けたようで嬉しかったです。
さてさて、子どもたち、出来上がったオーナメントを大事そうに胸に抱えて…いざ、メイン会場へ向かいます!
フィールドに着くと、子どもたちにとっては、ひろ~い会場。ドキドキしながら入場!まずは、2歳児、背中合わせに立ち、ヨーイドン!で振り向きママ・パパを探して迎えに行きゴールまで走ります!見ちゃいけないのに、チラチラ見ちゃう子ども達。何とも可愛い。
続いて0,1歳児「Come on BABY」その名の通り。歩けるようになった子たちが、ママ達の元へ、おぼつかない足取りで、一生懸命ゴール目指して歩きますからね。会場中がメロメロ。もぉ、可愛いのなんの。癒されましたね。
いよいよ、運動会もクライマックス【猫か帽子か!聖夜の物流合戦!】
クロネコヤマトと赤帽のトラックに子どもたちが乗り込み、荷台に段ボールを乗せて出発。もみの木を模したポールまで行き、段ボールをさしたら戻って次の人に交代。両社とも、いや両者ともいい勝負!どちらも見事なツリーを作り上げてくれました。そこへ、1、2歳児が、サンタの帽子で登場。「あわてんぼうのサンタ」が体より大きいのでは!?という大きなプレゼントをツリーの下まで運んでくれました。
そして最後に、先ほど出来上がったオーナメントを飾りつけ、素敵なクリスマスツリーが完成しました。全員で作り上げたツリーを囲んで、記念撮影をしている様子を眺めていると、キラキラと輝く笑顔があふれていました。
至らぬところもあったかと思いますが、やまもも保育所ならではの運動会、子どもたちの成長を皆で見守る暖かい雰囲気、とても幸せな時間でした。