広報誌「はんてん木」
浅井ヘルスケア グループ内の出来事をまとめた広報誌です。
やまもも保育所 卒園式

3月21日(金)、やまもも保育所にて令和6年度卒園式を行いました。今年度は4名の園児が無事、この日を迎えることができました。
今年の卒園式は、年長児と話した結果、自分たちの得意な事をみんなの前でお披露目することに決まりました。というのもK君が1年前からみんなの前でカップス(コップを使ってリズムを演奏する遊び)をやってみたいと話していたので、では皆もお父さんお母さんの前で何かやってみる?という話になって快諾となりました。
当日、保育士全員の合唱で幕が開きました。いよいよ子ども達の発表です。
トップバッターの紅一点Eちゃんは、お絵描きが大好き。特に絵の具が好きで、水溶性絵の具を油絵のようにこってり塗る独自の技法を駆使し、さながらモネの水蓮を彷彿とさせるような独特のタッチで我々の目を楽しませてくれました。そんなEちゃんには、ここで過ごした思い出を絵にしてもらいました。たくさんの思い出があるので絵もたくさん。それらをつなげて絵巻物にしました。名付けて「思い出絵巻」。焼き芋をした時の絵、芋堀りをした時の絵、卒園記念製作で器を作った時の絵…どの絵も明るい色彩で笑顔が咲く素敵な絵でした。
お次はK君のカップス。演奏するリズムパターンが大きく分けて二つあり、片方のリズムパターンは余裕で出来るのですが、もう一方が難しく、卒園式の1週間前はまだ出来ていませんでした。そこでK君。もし自分が出来なかったら、自分が出来ないところを筆者一人でやり、その代わり自分が出来るところは一人でやって交代でいこう、という案を出してくれました。これには感心しました。自分のできないことを受け入れて、かつ全体で見て成功できればいいなんて発想をこの年齢の子が出せる。なんと素晴らしいんでしょう。よし、それで行こう!ということになりました。そして午睡明け、また二人で練習しようとすると、「あれ?できた!」なんと、難しくてできなかったパートが昼寝したら出来るようになっていたのです!これぞゴールデンエイジ。という訳で本番もオリジナル通り演奏して大成功!
クラスで一番運動大好きなM君。特に好きなことはボールで遊ぶこと。しかし、リフティングやドリブルなどは狭い会場でやるわけにもいかないのでどうするかM君と話し合った結果、彼は側転を披露する事を選びました。やったことのない技で、卒園式数日前は全くできませんでした。しかし彼の素晴らしいところは失敗を恐れないところ。ちょっとうまくいかなくても全く意に介しません。転びまくります。全然出来ていないのに「ついにコツをつかんだ!」といって派手に転びます。そして100回ほど転んだ頃、彼は初めて側転を成功させたのでした。そこからはスイッチが入り、「こんなに楽しい運動があったなんて!」と感激し、大好きな外遊びにもいかずに延々とクルクル回っていました。本番も、もちろん大成功!
最後はクラスで一番、木登り上手なS君。年少の頃には当時あった、やまももの木にスルスルっと登ってしまい、皆を驚かせていました。そんなS君は習っている柔道の技を披露してくれました。青い柔道着に身を包み、さっそうと現れたS君。相手役のお兄ちゃんと一緒でしたが、さすがに緊張した面持ち。無事に技を決める事が出来るでしょうか。最初の技は背負い投げ。兄の手を肩に掛け腰を跳ね上げると、「バン!!」お兄ちゃんの受け身も素晴らしく、爽快な一本が決まりました。お次は大技、巴投げ。実はやったことがないそうですが、前日に試しにやってみたところ大成功。いっちょやってみるか、ということになりました。本番ももちろん大成功。さすがS君、本番に強い!陰ながら弟に華を持たせる心優しい兄の姿にも心が温かくなりました。
次は、プロジェクターを使っての動画上映。元担任のインタビューや在園児の「卒園おめでとう!」の映像が映し出され、自分の姿や声が映し出されると照れくさくて笑っていました。一方で保護者の方の中には目頭を押さえる方もチラホラ。映像の力はスゴイですね。
卒園証書と花束を抱えて写真に納まる彼らはなんだか数日ですごく大きくなったように見えました。みんな卒園、おめでとう!
