広報誌「はんてん木」
浅井ヘルスケア グループ内の出来事をまとめた広報誌です。
DD30チャレンジ 第2回研修会

7月7日(月)に「DD30チャレンジ 第2回研修会」を開催いたしました。
まずDD30チャレンジとは何か?
DDはDementia Discharge(デメンチア ディスチャージ)の略で、認知症(デメンチア)患者が30日以内に退院(ディスチャージ)できる体制を構築し早期に必要なサービスへつなげる事を目指すプロジェクトです。
認知症患者の長期入院は本来望ましくはなく、合併症の併発や廃用症候群の進行が懸念される為、DD30では早い段階から各種の専門職が介入し、医療・介護のサービスを調整し安心して退院後の生活が送れるように支援していく事を目的としています。
浅井ヘルスケア グループでは豊富なサービスと事業所がありますが、お互いの役割やサービス内容について十分に理解できていない事がありました。グループ全体での情報共有と連携強化を目的に研修会を計画し、第2回では「地域サービスの理解」として通所・訪問・施設系のサービスについて勉強しました。
各種サービスの概要と特徴、利用要件などを学んだ後にグループワークを実施しました。退院に向けてのサービス調整について良いアイデアが多く発表され、実りの多い研修とすることが出来ました。
今後も研修や随時カンファレンスを重ね「患者さんにとってより良い退院」をチームで実現していきたいと思います。