2026年1月より ケアプラン生成AIの活用を本格開始

　昨年の10月より株式会社ALYとケアプラン生成AIの共同開発を開始し、この度2026年1月より浅井ヘルスケア グループ全体（あさいケアセンター居宅、ゆりの木苑居宅、東金市地域包括支援センター）で導入、活用することとなりました。

　どの部門、職種にも当てはまることですが、ケアマネもまた書類業務等のシャドーワークに追われる状況が続いています。開発に際しては、24名のケアマネジャーの100件以上の要介護、要支援プランのフィードバックを元に“あったらいいなを形に”しました。時間短縮のみならず、今まで気づかなかった視点をAIが指摘してくれたり、見落としを防いでくれたりと、新たな発見があると好評です。その結果、専門職としての理解が深まるという意見もあります。

　ALYの機能には、ケアプラン作成支援だけでなくOCR（紙文書の要約、文字起こし）、情報検索や音声認識・要約の機能も付いています。セキュリティに関しても暗号化やゼロトラスト技術を駆使しており、個人情報を含んだカンファレンス、担当者会議にも対応しています。今後は入所のケアプランにも着手して、スムーズな在宅、施設間の情報共有を目指します。

　本格開始に先立ち12月9日グループ内のケアマネ向けに使い方のコツに関しての勉強会が開催されました。開発にご協力頂きました皆様に改めて御礼申し上げます。