職員からのメッセージ
自分の親にも利用させたいと思う施設に 介護福祉士 主任
「20歳までに就職しよう!」その決意で門を叩きました
ゆりの木苑に入職したきっかけは?
まず、お年寄りが好きだったことです。あと、それまで正職員ではなかったのですが、20歳までにちゃんと就職したいなと(笑)ゆりの木苑は、自宅からも近く、採用基準に資格の有無などがなかったので応募しました。
デイサービスの担当になって苦労したことはありますか?
まさきデイサービス(認知症対応型通所介護)は、送迎から業務を全て行うので、最初は施設内で行っているレクの時のようなテンションで朝から活動するなんてハードルが高い~(笑)と思っていました。でも、案外できましたね。あとは、利用者さんの自宅を覚えたり、この人は家の鍵を閉める、とか、決まりごとがあって、それを覚えるのは大変でした。また、ここら辺は道が狭いところが多いので、それもちょっと苦労しましたね。
認知症対応型通所介護なので、利用者の「その時」楽しんでくれた笑顔を大切にしたい
まさきデイサービスの仕事でよかったと思ったことは?
先日イベントとして、「バラ風呂」をしたんです。浴槽に生のバラの花びらを浮かべて。利用者さんが「いい匂いだね」と言って喜んで入浴してくれました。いつもは入浴拒否をされる方も関心を持ってくれて。こういう仕事は、「利用者さんの笑顔がやりがい」とかよく聞きますが、利用者さんが楽しそうにしていると、本当にやってよかったなって、思っちゃうんですよね。認知症の方なので、午後にはお風呂の事を忘れてしまうことも多いのですが、お風呂に入った時の、その時間の「笑顔」を引き出せたことは、よかったなって思います。
嬉しかったことは?
主任になって、今まで参加していなかった施設内会議に出席してイベントの発表をした時、褒めてもらえたことです。今までもイベントの企画などは行っていましたが、自分が行った企画を発表して、利用者さんが喜んでくれて、施設内でも認めてもらえたことが、嬉しかったです。関わってくれた人みんなが喜んでいると思えたら、モチベーションが上がりました。
どんな方でも受け入れるデイサービスを目指して
働く環境について
部署内の連携がいいので、時間の融通は比較的ききます。家族の急病など急な休みもお互い様ですから。業務の面では、認知症の方は日々対応が違うので、勉強は大切ですね。対応に困ったときなどは、同僚にもすぐ相談できるし。私が心がけていることは、誰に対しても「ありがとう」と言うことです。職員にも、利用者さんにも「ありがとう」を意識して使うと、みんなに連鎖すると思っていて、職場が明るくなる気がします。
今後まさきデイサービスでどのようなことをしたいですか
どんな方でも受け入れるデイサービスでありたいなと。利用者さんの中には、認知症の影響で暴力を振るう方もいます。そんな方でも、こちらの対応によって変わっていくこともあるのを実感しているので。暴力を振るわれながら介護をする、こちらが我慢するのではなくて、そうならない為の介護を考えています。ある利用者さんで、デイサービスに来ることを拒否している方がいらっしゃいました。ご家族にも協力してもらって、本人が帰りたいと言えば帰らせるなど、本人の意思を尊重するようにしていたら、デイサービスは居心地の悪いところではない、と認識してくれるようになりました。今では職員にハイタッチをしてくれるようになったんです。もし、自分の身内が認知症になったら、利用をしてほしいと思えるサービスを提供しているし、これからもそうしたいと思っています。
入職のきっかけは、部活動 介護福祉士 13年目
入職のきっかけは…野球です
入職のきっかけについて
はい、きっかけは、野球部です。ずっと野球をやっていて、浅井ヘルスケア グループは野球部が強いということで誘われて、ゆりの木苑に入職しました。大学も法学部で、それまで介護には縁がなくて。自分自身が高齢者と一緒に暮らしたり、生活の世話をする機会もなかったので、最初は介護にとまどいもありました。ですが、いまでは職場でも、野球でも中堅どころといったところです(笑)。
入職してから介護福祉士の資格を取得しましたが、大変でしたか?
僕は、入職後さまざまな部署を経験させてもらったんです。なので、介護の知識は自然と身についたというか。施設内でも研修が充実していて、その時々の対応について学べたこともよかったです。だから、資格取得のために勉強したっていうのはあまりなかったかな。ただ、部署の異動が多かったので、業務内容を覚えるのは大変でした。
介護業務以外にも自分を生かせる業務があるかも?!
仕事をしていて嬉しかったことは?
やはり利用者さんのケアをしていて感謝されたときですね。今勤務をしているユニット型は、個別ケアが中心です。「お買い物に行きたい」「お家に帰りたい」「〇〇が食べたい」など、できる限り一人一人の要望に応えるようにしています。希望が叶ったときに、利用者さんから感謝されると、よかったなと思いますね。
業務をするにあたって、どんな人が向いていると思いますか
うーん、やっぱり、優しい人。穏やかな人、思いやりがある人でしょうか。相手の行動を待っていられるというのも大切ですね。仕事に対するスピーディーさも大切なので、相手に合わせながら業務をこなしていくという感じですね。あと、ゆりの木苑の特徴としては、会議や院内研究など、人の前に立って発表する機会も多いので、度胸と、資料を作る能力とか・・・でもそのたびに同僚に助けてもらっていますよ(笑)
自分のやりたいことをチャレンジできる環境がある
職場の特徴はどんなところだと思いますか
いままでいろいろな部署を経験したのですが、自分発信だったり、一緒に働いているグループや班からの発信だったりを自由にチャレンジできるところですね。利用者が出来ること、やりたいことをやらせてあげたいという職員の思いと、それをやらせてくれる環境があるというのは、やりがいにもつながります。よっぽどのことがなければストップはかからないですね。基本的には、どの部署でもチャレンジできる環境でした。
いろいろな部署を経験して印象に残っている部署は?
うーん、そうですね。デイサービスとかかな。デイサービスでは、利用者さんの家族とのつながりもできるので。送迎の際に日ごろの様子を伝えると、家族にも喜んでもらえることが多かったです。利用者さん以外にも喜んでくれる人がいる思うと、こちらもうれしくなりますよね。どの部署にいてもチャレンジさせてくれる土壌があるので、どの部署もやりがいはありますよ。
地域が元気になる活動を続けたい 主任介護支援専門員
学生時代、就職するまでの間のアルバイト先でした
ゆりの木苑に入職するまでの経緯は?
学生時代、介護関係の就職先が決まった時、就職前に介護の勉強をしようと思ってアルバイトで入職しました。アルバイト期間は8ヶ月くらいかな?卒業後は地元の東京で就職をしたのですが、まあ縁があって戻ってきたというか。実は、アルバイトをしていた時に妻と知り合って(笑) で、しばらく遠距離だったんですけど、結婚することになって、戻ってきました!!
お子さんも4人いらっしゃいましたよね
そうなんですよ。みんな「やまもも保育所」でお世話になりました。トイレトレーニングとか全部保育所で教えてもらった感じです(笑)。もう本当に、職場から近いし、育ててもらったなって思います。妻も同じ施設で働いているので、助かりました。トータルで13年、お世話になっていますね。今度末っ子が卒園になります。
地域の資源や課題を知るために、積極的な地域活動を行っています
今はどのような業務を行っていますか?
今はケアマネジャーとして、在宅で介護が必要なの方の支援やサービスの提供を行っています。また、地域の介護予防の活動にも携わっています。ケアマネジャーの役割として、地域資源や課題をを知っておくことも必要なので、積極的に地域に出ています。
仕事をしていて嬉しかったことは
そうですね、男性の利用者の方なのですが。奥さんが入院して一人でいるのは心配ということで、娘さんと一緒に住み始めた方がいたんですね。その方のデイサービスなどの調整を行ったのですが、施設を利用してすごく元気になって、最終的にはご自身の自宅に帰って行かれました。その時は、こちらもよかったなって、嬉しくなりました。
地域のニーズを掴み、貢献して、いつでも気軽に相談してもらえる関係性を築きたい
どのような地域活動を行っていますか
私の母校がゆりの木苑の近くにあるのですが、実は、今日母校の大学の総合学科の講座の一部として、ケアマネジャーの役割を話してきたんですよ。まさか自分が卒業した大学で講義をするとは。これも地域活動の一つですね。あとは、認知症サポーター育成として、小学校や地域住民の方に講演したり。ゆりの木苑は、地域の資源としての役割を担っているので、地域の方が元気でいられるような活動を行っています。地域活動を行うにあたっては知識も必要なので、自分自身も研修などに積極的に参加して勉強の機会を持っています。
これからやりたいことは?
遠い未来の事かもしれませんが、地域を良くしたい。地域の方々に貢献したい。地域が元気になるような活動をしていきたいですね。そして、ゆりの木苑も安定して継続していけるように、地域のニーズを掴み続ける事をしていきたいです。地域活動を積極的に行うことで、気軽に相談してもらえる関係性を作っていきたいです。